ねじの種類と特徴

ねじの種類と特徴を紹介しています。2010年4月19日更新。

ねじの種類の大まかな分類

各種ねじの外観

電子工作などでは、固定にねじを用いることが多いです。ここでは、ねじについての基礎的な解説と各種ねじの種類と特徴・用途などを解説します。

雄ねじ…ボルトなどねじ山が外側にあるねじ。
雌ねじ…ナットなどねじ山が内側にあるねじ。

また、ねじの呼び方でビスやボルトと言いますが違いとしては、
ドライバで容易に取り外せるものをビス、レンチで締め付けて容易に取り外せないものをボルトと区別されているようです。
ねじ類は主にホームセンターなどで扱っています。


ねじのサイズについて

ねじの大きさは国内ではミリ単位がほとんどです。
ミリ単位の場合は、ねじの直径は3mmの場合はM3,4mmの場合はM4などと表されます。
実際は、ねじの直径×長さmmと表記されています。インチネジなども存在します。


普通のねじとタッピングの違い

ねじは大きく分けると、普通のねじ山のものとタッピングねじがあります。
普通のねじは、ナットやタップ加工されているところにねじ止めするもので、取り外す可能性のある箇所によく使います。
タッピングねじは、ねじ山が普通のねじより鋭く素材に直接ねじ込むもので、取り外すことが少ない箇所に使います。


ねじを締める工具について

ねじを締め付けるには工具を用います。大きく分けるとドライバとレンチ(スパナ)の2種類があると思います。
ドライバの場合は、ねじの頭の形状にあったドライバを用います。ほとんどは+形状、−形状が多いです。中には、三角など特殊なねじ頭の形状も存在します。レンチの場合は六角形(またはそれ以上)形状でねじの頭を回すことで締めつけます。
関連項目:ねじを締める工具について


締めすぎないことについて

ねじを締め付け過ぎると、素材に陥没が生じて逆に緩みが生じることがあります。そのため、強く締めたら若干戻すことがあります。緩みを防ぐものとしてワッシャー(座金)があります。ワッシャーを用いると素材の陥没の影響を軽減でき、緩みを防ぐことになります。


材質について

ボルトやナットなどの材質は、ほとんどは鉄やステンレス製です。中には真鍮・アルミやプラスチック製のねじも存在します。

ねじの種類

実際はこのほかにもいろいろな種類がありますが、一般的なものを中心に解説しています。


ねじの頭の種類

ねじの頭は、用途により複数存在します。

名称 特徴と用途
ナベねじ もっとも一般的なもの。汎用。
皿ねじ ねじ頭の出っ張りを抑えることができる。出っ張りを抑える必要のある箇所に使う。特殊なねじ穴加工が必要。
皿ねじの加工方法で解説)
トラスねじ 高さが低く平べったい。取り付け穴が大きい場合や、高さを抑える必要のある箇所に使う。
六角ボルト スパナで取り付け・取り外しできる。取り外す頻度が少なく、強度が必要な箇所に使う。
ちょうボルト 手で取り付け・取り外すことができる。調整や取り外しが必要な箇所に使う。

ナットの種類

名称 特徴と用途
六角ナット もっとも一般的なもの。汎用。
フランジナット ナットとワッシャーが一体化したもの。ねじよりも穴が大きい場合や、強度が必要な箇所などに使う。
ナイロン・ナット 六角ナットの上部にナイロンがあり緩みにくい。振動や衝撃が多く、緩みを防ぎたい箇所に使う。六角ナットより多少高価。
六角袋ナット ねじ山の出っ張りを抑えることができる。出っ張りを抑えたいときに使う。
ちょうナット 手で取り付け・取り外すことができる。調整や取り外しが必要な箇所に使う。六角ナットより多少高価。

ワッシャーの種類

名称 特徴と用途
平ワッシャー もっとも一般的なもの。取り付け穴が大きい場合や、平らでない箇所で安定させるときに使う。
スプリング・ワッシャー ばねのような形状で緩み止めになる。しっかりと固定したい箇所などに使う。